10~20代の頃は周囲の目ばかり気にして生きていた。
常に視線を気にしていた。周りからどう思われているのだろう。嫌われてはいないだろうか。
陰口叩かれていないだろうか。
自分がかわいいと思っていたのだろう。
自分に甘かった。他人に依存していた。自信がなかった。怖かった。
答えが欲しかった。周りの人に教えてもらえばいいと思っていた。
自分の中身が空っぽであることに気づいた。
他人を気にしすぎて、自分なりの考えや行動がなかった。
振り返っても、何もなかった。
自分は自分で作り上げるもの。他人は作ってくれない。
コロナ禍以降、自分で考えて行動した。
20代の10年間より、30歳から今までの5年間のほうが倍以上も濃い人生だ。
何より、自分で作ってきた実感がある。これが自分の歴史なのだと、今ならハッキリ言える。
陰口?知るかそんなの、暇人どもが、おれはおれのやりたいようにやるんだ。笑っていろ。
最後に笑うのは俺なんだ。
これからも自分で自分を作り上げていく。
自分を愛する。自分で考えた毎日の生活ルーティーンを愛し、自分で作る料理を愛する。
自分のキモチをまず第一に尊重し、悪い影響を与えない範囲で欲望に素直に生きる。
自分の体は自分で作り、守る。それができて初めて、他人を守ることができる。
最後までおれの味方でいてくれる人はおれしかいないのだ。
おれが見放したら、だれも助けてくれない。
おれは死ぬ寸前まで自分の脚で立っていたい。ベッドで死ぬなんて嫌だ。
死んだときにはじめて、片膝をつくんだ。それまでは自分の二本の脚で立つ。
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