船内の骨を集めて船の外で並べてみた。
人骨なのだが、人間じゃない生物がるようだ。
けど二足歩行っぽい。いわゆる獣人というやつだろうか。
人に近いのか、獣に近いのかはよくわからない。
そもそも何年前の骨なのかもわからない。
けど初めてこの世界の情報が手に入った。
「人間以外の二足歩行生物が存在する」
これは重要である。
極めてファンタジーに近い世界なのかもしれない。
さて、このかわいそうな骨たちを埋める。
東の空がよく見える、朝日を浴びられるようなところにしよう。
一旦埋葬できそうなところを探しに、内陸部へ向かう。
岩だらけの河岸を通り過ぎ、高い絶壁を横目に見ながら進んでいく
なだらかな登りになる
次第に転がっている岩が小さくなり、草が生えてきた
しばらく歩くと草原が広がる。
あまり遠いと骨を持ってくるのがしんどいので、ここら辺に決める。
草原の丘の上である。
戦利品であるシャベルで地面を掘り始める。
人二人分程度の穴を掘った。
そこへ骨を入れる。
ちょっとざつでごめんよ。
土をかぶせ、墓石を立てる。
近くから花を摘み、供えた。
線香でもあればよかったんだが、、
墓石の前に跪いて両手を合わせる。
いったい何が起きたのだろうか。
想像もできないが、虐げられていたのは事実であろう。
声こそないが、この世界がどんな世界なのかが少しわかった気がする。
あまりのんびりはしていられない。
男は立ち上がり、さらに海岸沿いを進む。
自分なりに仮説を立てながら。

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